あーもんDiary

子どもが簡単な問題なのに黙ってしまう原因と対策

こんにちは、あーもんです。

先日車で出かけているときのことです。
B’zの太陽のKomachi Angelを聞いていたときです。
※最近ちーくんもB’zの曲にハマっていて、昔だーもんが聞いていた曲をずっと聞いています。

ちーくん

We can sayって何?

あーもん

We 私達は

can できる

say 言う

はい、これらを並べ替えて、言葉をわかるようにしてみて!

ちーくん

わたしたちは できる いう

あーもん

うん、そのひとつずつを並べ替えてみて

ちーくん

・・・

あーもん

わからない?

ちーくん

・・・

あーもん

質問はわかる?並べ替えて言葉にして

ちーくん

わたしたちは できる いう?

もしかして、質問の意図が理解できていないのでは?

ということで、状況から、どこまでわかっているかを紐解くことにしました。

そこでわかったのは、質問を問題と置き換え、正解を答えることに全集中していた模様。

心理的に、間違いたくないということから、正解を探すのに必死になるのも分からなくもない。

とはいえ、子どもに求めるのは問題に正解することではなく、考えて自分の答えを導き出す

考える力

なんですよね。

黙ってしまう原因

黙ってしまう原因は、「わからない」からなんでしょうね。

とはいえ、何がわからないのか本人もわかっていないことがあります。

わからない原因はどういったことが挙げられるでしょうか?

  • 問題を聞いていない
  • 問題がわからない
  • なぜ問題を出されているかわからない
  • 問題の中にわからない言葉があった
  • 問題の中に聞き取れなかった言葉あった
  • 自信がなく答えられない

などが挙げられます。

今回のちー君は正解の答えを出すために全集中していたんで、そもそも問題を聞いていなかったに当てはまります。

ちー君が黙った原因

問題がわからなかったのです。

あーもん

並べ替えて言葉をわかるようにしてみて!

「並べ替えて、並べ替えて、言葉をわかるように」という問題を理解してなかったのです。

実際の会話では、何度も同じことを、「言葉をわかるように」、「並べ替えて」を交互に伝えましたが、全く理解できていませんでした。

他に、例を出して、”Someone tell me”で同じように説明しました。
※次はB’zさん”BE THERE”の歌詞の一部を例にさせていただきました。

あーもん

Someone 誰か

tell 教えて

me 私に

あーもん

並べ替えて言葉をわかるようにしてみると…

あーもん

誰か私に教えて

あーもん

“We can say”は?

ちーくん

わたしたちは いう できる?

あーもん

せいかい!!!

無事に回答までたどり着けました!
直訳になりますが、自分で考えて答えることが出来ました!

ちー君のケア

ここまできて、質問の内容はわかったか聞いてみたところ、わかったとスッキリした顔をしていました。

次に改めて、なぜ分からなかったかを聞いてみました。

あーもん

今は質問はわかるけど、さっきはなぜわからなかったの?

ちーくん

・・・

言葉が出てこず、おそらくわからないことがわからなかったと思うので、次のように質問してみました。

あーもん

正解を探して、問題を聞いていたなかった?

ちーくん

うん

「正解を探して、問題を聞いていなかった」ことが本当かどうかはわからないですが、例を出した後にはただいく答えることができていたので、考える力はあると思いました。

黙ってしまう対策

今回の件で、「わからない」ということが一番の原因と思いました。

何がわからないか?

  • 問題
  • 答え方
  • 正解

これが主な原因と仮定できます。
また、親の顔を伺って答えるところもあり、自己肯定感にも影響が出ているのだろうなぁと少し反省しています。

私が言うのもなんですが、人の気持ちを考えて行動できる優しい子と自負しています。
子育ての上で意識していたので、私たちの理想通りにそだっては居ますが、親の顔を過剰に見てしまっているので、子育ては難しいと感じる今日このごろです。

今回の仮定で挙げました、黙ってしまう原因の「わからない」から対策は

考える力を養えるように子どもと接する

です。

とは、いいましても厳しくするという意味ではなく、今後子どもたちにとういう大人になってもらいたいか?を考えた時にとても大切な能力だと思いますので、「楽しく」を大切にしたいと考えています。

子どもに伝えていきたいことは次のことです。

  • アプローチ方法によって理解が違うので一つの問題を変形して上げる
  • わからないことがわかっていないことを明らかにする
  • 正解が大切ではなく、自分の頭で考えることが大事であることを伝える

楽しく対策:ゲーム感覚で質問とヒントを出す※親御さんもご一緒に!

まさに今回やりとりで挙げたちー君が黙った原因が一つになります。

はじめ問題を出した時はとても乗り気で、イキイキしていました。
それが、どんどんと雲行きが怪しくなり、雨までは振りませんでしたが、表情がどんよりしていました。

頭も筋肉と同じ筋トレをしなければ成長はしないと聞きます!
楽はしたくなりますが、「問題を考える」ことも慣れだし、筋力が付けば飛び越えるハードルの高さも上がります。

子どもの能力に合わせて除々に高さを上げて上げることが大切です。
また、親としてもその問題を考えるのは大変ですよね!

ここで一番お伝えしたいのは、親も一緒に脳トレ感覚で頭のトレーニングができます!

これぞ

一石二鳥

ではないでしょうか!

楽しく対策:一緒に考えてあげる!

子どもに限らず、大人も含め、人は立っている場所は違います。
なので、角度も違うので、景色も見えているものも違います。
当人にならないと、見えているものは違うので、まずは同じ景色を見ましょう!

一緒の景色をみるには次の方法があります。

一緒に考えてあげる方法
  • 問題を細分化して、小さくなった問題を一つずつ組み立てる。
  • 質問を細かく聞く。黙ったら確実にわかる簡単な問題を出す。
  • 問題の例を出して、同じように回答してもらう。

今回は私がやっている方法をお伝えします。

問題の例を出して、同じように回答してもらう。

です。
※個人的な評価としては一番簡単な方法です。

具体的な例は、今回の例に使わせていただいたちー君が黙った原因になります。

答える型を作ってあげて、少しでも考える領域を絞ることができるので、答えやすいと思います。
※少しずつ情報(経験)をためてもらったり、発言することで自己肯定感をあげてもらう算段です。

次のステップは質問を細かくして、質問しようと計画中です。

楽しく対策:とにかく自分で考えれたことを褒めてあげる!

もちろん、人様に迷惑かけたときはしっかりと叱りますよ。

ただ、悪いことをしたり、迷惑をかけたということに叱った理由は説明します。
その上で、子どもの行為についての理由も聞きます。
ときに叱り過ぎて、ちー君、ちーちゃんが萎縮して言葉にできないときもあるので、注意はしています。
少し脱線はしましたが大事なことですので、まとめました。

自分で考えて行動したことは、褒めてあげます!
どれくらい褒めるかというと、自分がいつも褒めるよりも少し大げさまに褒めます。

ここで注意が必要です。

親に褒められることが目的になってしまうと本末転倒です。

自分が考えて行動する、発言することで褒められた!ということをわかってもらうことです。

これについては、残念ながらまだ模索中です。。。

あーもん

ちー君、あーもんの実験に付き合ってね!

ちーくん

う、うん

ということで、効果としてあらわれたときに、また記事にしたいと思います!

まとめ

話し合ったことで、ちー君もとてもスッキリした顔をしていました。

私も子どもがちー君がなぜ分からなかったのかわかったのでスッキリしました。

そして最後に次の会話をしました。

あーもん

わからないことがあればなんで質問してね。

わからなくても、間違っていても恥ずかしくはないから!

ちーくん

うん、わかった!

ところ、質問ってなに?

あーもん