ただいま上の子が幼稚園の年長で、そろそろ算数の足し算でもできた方良いと耳にするので、「単純な計算だったら」自分で作れるのではないか!?ということで、作ってみました!
私の持っているスプレッドシートの知識をフル活用して作ってみたいと思います!
せっかくこのページに訪れてくれた方には、少しでも有益な情報を持って帰ってもらいたいので、丁寧な説明を意識しましたので、最後まで見えていただければと嬉しいです。
今回作る問題集は、慣れてくれば、10分もあれば作ることができます。
慣れてくれば、5分以内で作ることもできます。
はじめに
準備する物
- パソコン
- インターネット環境
- GoogleChrome(ブラウザソフト)
- Googleアカウント
- スプレッドシート
できること(算数問題の仕様)
- 算数の問題をランダムに50問作成
- 1〜99の範囲の数字をセット
- 四則演算の一括設定
- 四則演算子を変更することで、タイトルを自動で変更
- その他設定
本ページをまとめる上で意識したこと
- スプレッドシートを用いて表を作る工程がわかる。・スプレッドシートを用いて表を作る工程がわかる。・スプレッドシートを用いて表を作る工程がわかる。
- 関数を組み合わせて、応用して使えるようになる。・関数を組み合わせて、応用して使えるようになる。・関数を組み合わせて、応用して使えるようになる。
今回使用したスプレッドシートの機能と関数
スプレッドシートの機能
- 名前付き範囲を定義
- データの入力規則
関数
- ROW()
- RANDBETWEEN()
完成物
作ってみよう
Step0:準備
それでは早速始めます。
まずは、始めるための準備として、下記手順でスプレッドシートを開いてください。
- GoogleChromeを開く
- Googleにログイン
- スプレッドシートを開く
- スプレッドシートに名前をつける
Step1:外枠から作ろう
ここでは、難しいことは考えずに、見た目から作っていきましょう!
いきなり細かい式を考えながら作っていくとなかなか前に進まないですよね?
まず手を動かして形を作るのが大切だと思います。
サンプルを作る
1列分の問題から作って、一気に完成!
何事も無駄を省きながら作っていきたいですよね
その上で、何度も繰り返し行うことはしたくないので、まず1問から1列分を作ってあとはコピペしていきます。
枠の線を引く |
見やすさを意識して、線を引きます。 1列の1行目から作成していきます。 番号枠と問題枠を下記順番に引いてください。
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列番号を書く |
ですので、ここでは”99″を入力してください。
セル(A4) 99 |
問題を書く |
問題は二桁までの問題とするため、幅を二桁が表示される必要があります。 ですので、ここでもサンプルデータは”99″を入力してください。
セル(B4) 99 セル(C4) + セル(D4) 99 セル(E4) = |
1列分の幅を整える |
ここまでで作成した内容で、幅が隠れていないかを見ながら幅を調整してください。
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体裁を調整 |
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※今回は1〜99と二桁の問題を対象とするため、”99”を入力してください。
※”+”、”=”は半角で記入すると式として認識されるため、全角を使用してください。
記号の頭に”`”(シングルクォーテーション)を入力することで、エラーにはなりませんが、意図しない場面で消え、エラーになる可能性があるため、ここでは全角で入力してください。
ここまで来たらコピー&ペーストで一列分のサンプルを作りましょう!
1問をコピーし、10問分作成 |
行を全て選択することで、高さも含めてコピーされますので、”セル”だけを選択するのではなく、行単位でコピーしてください。 |
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これで1列分の問題が完成です!
問題10問をコピー |
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50問分までの問題を貼り付け |
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以上でサンプルは完成しました。
いかがでしょうか、なんとなく全体の完成図がイメージできたのでしょうか!
次は式を段階に得て書いていきます。
Step2:式を書いて、ランダムに問題を作ろう!
ここでは、式を入れてサンプルの値を意図する内容に変更していきましょう!
列番号を入力 |
番号には”ROW()”関数を使います。 セル(A4)に下記式を入力 =ROW()-3
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問題を書き換える |
問題の数字には”RANDBETWEEN()”関数を使います。 ・セル(B4)とセル(D4)に下記式を入力 =RANDBETWEEN(1,9)
※RANDBETWEEN(下限、上限) =セル(B4) =RANDBETWEEN(1,9) =セル(D4) =RANDBETWEEN(1,9) |
次は、一列分作りましょう!
ただ、1行、1セルずつ書いていくのは非常に面倒です。。。
なので、ここでもコピーして作っていきましょう!
1問をコピー |
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ペーストし10個セル作成 |
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どうですか?番号が意図する形でバラバラに問題ができたでしょうか?
次は11問目の1問を修正し、他50問分の問題を一気に作っていきます。
ということで、ベースとなるセルをコピーし、隣列に11〜50問を作ります。
ベースをコピー |
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隣列の開始行に貼り付ける |
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問題番号を横展開できるように修正 |
例えば、2列目を取得する場合は、1列目の10行目の番号に現在取得した番号を足すと取得できますし、3列目を取得する場合は、2列目の10行目の番号に現在取得した番号を足すと取得できます。 そこでセルの参照方法として、列は相対、行は固定となるように書いてあげれば良いのです。 ですので、ここでは下記の様になります。
A$13
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修正したセルのコピー |
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展開する全てのセルを選択 |
ここではコピー元も範囲に含まれていますが、横のセルへの展開も必要なため含めております。 |
貼り付ける |
すると、数字は意図した内容になったのではないでしょうか? |
これで完成 |
それでは次の通りにセットしてください。
これでチェックボックスができたと思います。 |
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はここまででしたが、もっと機能的に問題集が管理できる様に応用変を準備したいと思います。
他に、レイアウトを工夫することでスマホや、タブレットのサイズにすることもできるので、いろいろと試してもらえれば嬉しいです!